雲の上にある学校
コタンってどんなとこ?
「OQTA寄付プロジェクト」最初の挑戦であるコタンの学校がどんなところにあるのかについてご説明します。
そもそも、ネパールってどんな国かご存知でしょうか?
有名なところで言えば「ヒマラヤ山脈のある国」です。
ネパールは、インドと中国の間にある東西に長い国です。
大きさは、九州と北海道と四国を合わせたくらいだから、日本よりも随分小さいです。
緯度は九州〜沖縄くらいなので、結構南にあります。
インドに面する南側の平野は、標高100m以下で気温もけっこう高めです。
反する標高8000m級の山々が連なるヒマラヤ山脈のある北側は、基本1500m以上の山岳地帯が占めています。
私たちが今回支援システムの構築を挑戦する学校あるのは、Khotang(コタン)という郡部。
Khotangは北側の標高1500m以上の場所にあります。
ネパールは基本鉄道などの交通網が発展していないため、首都であるカトマンズから、険しい道を揺られながらジープなどで約10時間かけて行きます。
(雨季は途中でつり橋を渡るために一度車を乗り換えます)
学校のある地域は、水路などはなく生活用水は各々購入して使います。
電気も最近やっと一部に通電がスタートしましたが、しょっちゅう停電しています。
通信はまだ2Gがメイン。
そんな、ただでさえ「開発が最も難しい」と言われているネパールの山岳地帯に、私たちはOQTAシステムを構築する挑戦をしています。
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>>第5回「タナカ」