ネパールに想いを届ける
モニタリングスタート
どうにか設置できた15人分の鳩時計でモニタリングしていくために、
今度は、そこに紐付ける応援する人を見つけなくてはいけない。
弊社のメンバー十数人と知人友人にお願いすることにした。
まずは、最低限のシンプルな仕組みーボタンを押す→音を送るーで実験。
以前からこの取り組みに対して共感をしてくれている数人に声をかけてみる。
ー
その中のひとり、地元の古い友人Kちゃんのお父さん。
いつも家に遊びに行くと、おじちゃんも一緒に盛り上がって話をする。
以前にネパールの話をした時に、すごく興味を持っていたので、お願いしてみることに。
LINEでOKのスタンプが返ってきて、早速モニタースタート。
その他にも、
学生の頃から仲良くしている友人のUさん。
彼女は私にネパールという国を教えてくれた人。
(昔旅行に何度も通って、その素晴らしさを教えてくれた)
彼女には10代の息子がいて、彼にもお願いすることに。
そうこうするうちに、すでにボタンを押しはじめて数週間が経つ弊社メンバーたちは、
ボタンを押すことがすっかり習慣になっている人も数名いた。
もちろん、全員が全員ハマるわけではなく、個人差はある。
だけど、少なくとも習慣化している人たちにとって、これは「義務」ではなく、
「もし、この音を聞いていたとしたら、喜んでるのかも!」と思うこと自体に意味があり、
あたたかい気持ちになるのだそう。
返ってくる報酬はないけど、
そこには「誰かを応援する」という体験自体が持つ価値が生まれる。
ー
>>第5回「タナカ」