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NEPAL PROJECTについて

 
このあたりで一度改めて
「これはどんなプロジェクトなのか?」を説明したいと思います。
 

 
これは、
相手に気持ちを送って応援する、という新しい寄付の仕組みを作るプロジェクト。
応援する相手に送るのは、お金や物資、労使ではなく「応援してるよ」という気持ち。
しかも言葉ではなく、音を使って気持ちを送る。
仕組み自体は極めてシンプル。
専用アプリのボタンを押すと、そこにインターネットで紐付いた鳩時計が鳴く(音が出る)。
ただ、それだけ。
「?」と思った人は、ちょっと想像してみて欲しい。
例えば、自分の部屋に設置された鳩時計が不意に鳴く。
それが時報ではなく、誰かが自分のことを応援して音を鳴らしている合図として。
想像しただけで、ちょっと温かい気持ちになるのではないだろうか。
音を送る行為が生み出すのは、その温かい気持ちだ。
 
私がこの寄付の仕組みを体験して欲しいのは、
誰かのため、もしくは社会のために何かしたいけど、何をしたらいいのか分からない人。
きっと、たくさんいるのではないかと思う。
私自身も以前そうだったから。
 
ちょっと前に読んだ記事に、なるほどと思うことが書かれていた。

コミュニケーションにおいて、
相手に求めているうちは永遠に満足することはできない。
しかし、相手に与えることに集中できたとき、人ははじめて満足を得ることができる。

例えば、既存のSNSは求めるコミュニケーションがほとんど。
人が人に対して抱く「もっと、もっと」という求める側の欲求が、サービスが広がる要因になる。
この寄付の仕組みは逆。
鳩時計を持つ一人に対して音を送るのは8人。
鳩時計が鳴っても、音を送った相手がその8人の中の誰なのかは分からないようになっている。
返事や反応を求めるのではなく、
応援したい相手に温かい気持ちになる瞬間を与える、
これも一つのコミュニケーションの在り方だと思う。
不思議なのは、音を受け取る側だけではなく、与える側もすごく温かい気持ちになること。
体験することではじめて感じられることなのかも。
 
 
  
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この「音を送って応援プロジェクト」を体験してみたいという方は、以下のURLよりお申し込みください。
専用アプリを無料ダウンロードして頂き、弊社から各ユーザー様に発行する認証コードを入力するだけで
どなたでもご利用いただけます。

https://www.pal.oqta.com
 

>>第0回「OQTA ネパールプロジェクト」

>>第1回「新しい支援のカタチとは?」

>>第2回「雲の上の学校」

>>第3回「はじめての訪問1」

>>第4回「はじめての訪問2」

>>第5回「タナカ」

>>第6回「音を送るということ」

>>第7回「再びコタンへ」

>>第8回「タナカの夢」

>>第9回「変化のはじまり」

>>第10回「ネパールの神様」

>>第11回「What is education?」

>>第12回「Abinash」

>>第13回「大人たちの変化」

>>第14回「ネパールに想いを届ける」

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